医院継承後はどんなセカンドライフを過ごしている?
既にお相手を見つけ、ご自身のクリニックを継承された先生はどのようなセカンドライフを過ごされているのでしょうか?
ご勇退後のセカンドライフをイメージいただく際のご参考までに、弊社で継承をご支援させていただいた先生のご勇退後のプランをいくつかご紹介いたします。
■ご勇退後のセカンドライフに思い描かれていることは十人十色
【1】ご家族との時間を大切にする
多くの先生が口をそろえておっしゃるのが、ご家族との時間を大切にしたいというご希望です。
長らく多忙であったがゆえに、ご家族とゆっくりと時間を過ごせなかったというお話をよく伺います。
特に医療供給体制が不十分な地域の開業医は、休日や夜間でも急患対応されていることも多く、まとまった休暇を一度も取ったことが無いという先生も少なくなくありません。
コロナ禍の昨今では様々な困難がありますが、ご夫婦で世界旅行に行きたいというお話、あるいはお子さま夫婦、お孫さんなど遠くで暮らすご家族のお近くに、一緒に暮らしたいというようなお話も伺います。
これまで医院経営に集中できるよう支えてくれたパートナー、寂しい思いをさせたお子さまとの時間を大切にすることは、とても有意義なことではないでしょうか。
【2】やりたいことの追求
先生の中には多趣味な方も多く、引退後はその趣味を追求したいというお話や、医療とはまた違った形での社会貢献をしたいというお話も良く聞きます。
例えば、弊社にご相談いただいた70代の先生は「1年間は北海道でウィンタースポーツ、翌年は沖縄でマリンスポーツ、そのあとは何年かかけて海外旅行をする」とおっしゃられ、そのバイタリティには驚かされるばかりです。
また「久々にバンドをやりたい」と、ギターを院長室の奥から取り出した先生や、既に医院継承を終えて「このあいだ演歌のCDを出したんだよ」とおっしゃられた先生もいらっしゃいます。
【3】医療に携わり続ける
長らく医療に携わられてきたこともあり、引退後も非常勤やスポットアルバイトといった形で医師として仕事を続けられる、という選択をされる先生も多くいらっしゃいます。
例えば、継承した後のクリニックに週1回非常勤として勤務される場合や、別のクリニックや病院外来等で働かれるなどさまざまなプランが考えらえます。
また、ある意味では経営責任から解放され、診療に打ち込めるといった側面もあり、継承後に勤務医に戻られるケースは多く見られます。
ご勇退後に継続的な収入源を確保できるのも医師免許を有する者の武器です。1,2と合わせて検討されてみてはいかがでしょうか?
なお、弊社では医師向けの常勤/非常勤のお仕事紹介も行っておりますので是非ご活用ください。
>医師転職(非常勤)のご相談(メディカルトリビューンキャリア)
その他、研究されていた分野で論文を書き続ける、後進の論文指導などに本腰を入れる先生もいらっしゃる等、様々なセカンドライフを思い描いていらっしゃいます。
■まずはご勇退後の生活をイメージするところから
いかがでしたでしょうか?継承を考える際の第一歩として、ご勇退後の生活をイメージされる際のご参考となりましたら幸いです。
弊社では、これまでに様々なクリニックをご支援させていただいた実績を活かし、先生によってのより良いセカンドライフを一緒にプランニングいたします。
まずは一度お気軽にご相談いただければ幸いです。