質の良い後継者候補をご紹介するために

以前 クリニックの後継者探し。質と量はどうやって担保する?でもご紹介したとおり、後継者を募集する際には「質」と「量」、そのどちらが欠けても第三者継承は成立しえません。

弊社の場合、Medicaltribune誌及びMedicaltribuneウェブを通じて医師会員への後継者募集を行うことで「量」を担保しておりますが、同時に「質」を担保する取り組みを行っております。

今回は弊社が質の良い後継者候補をご紹介するために行っていることについてお伝えします。

■後継者候補としてふさわしいかを如何にして見極めるか?

候補者の選択肢は多いに越したことはありませんが、ただでさえご多忙であられる先生方の時間は貴重であり、 全ての候補者とそれぞれご面談の場を設けることは現実的には難しいのが事実です。 特にご高齢を理由に継承を考えている先生にとってはなおさらです。

先生へのご負担を減らし、より有望な候補者をお引き合わせさせていただく為、買い手としてふさわしいかを判断する為の一定の基準を設けています。

*ご紹介前にNGとする場合がある例

(1)秘密保持契約を守らない

継承案件の開示は、譲渡する側にとっては大きな漏洩リスクを負うことになります。 かならず情報開示前に機密保持契約を結び他者への情報漏洩が起きないよう、リスクヘッジしておりますが、この秘密保持契約を守らず、医師仲間や他の仲介業者に、過去に検討した案件名や詳細を話してしまう方がいます。こうしたケースに対して、弊社としては、案件紹介を中止する判断を取ります。

(2)希望条件が固まっていない状態で多数の案件に問い合わせをしている

前述のように、売り手側の情報開示には大きなリスクが潜むため、「希望条件が合う買い手だけに情報を案内してほしい」と希望されることは珍しくありません。 中にはこのような前提を考慮せず「いまある案件を全部見せてほしい」と主張される買い手の方もいらっしゃいます。

弊社の場合、まずはご面談時に希望条件を詳しく伺い、明確でない場合にはすぐには案件を紹介せず、開業のビジョンを固めるよう促しています。 希望条件が整理できてない段階で紹介したとしてもその後具体的な話につながる可能性は低く、双方にとって徒労となってしまう可能性が高いためです。

(3)急に連絡がつかなくなる

自ら案件について問い合わせを行い、詳細情報の開示を希望したにも関わらず、その後連絡がとれなくなるといった方も中にはいます。 このような方を紹介してしまっては信用を棄損してしまうリスクがあるため、連絡が途絶えてしまいがちな方には積極的な案件紹介を停止する場合があります。

これらはどれも継承という相手ありきのマッチングではやってはならないNG行動例でありますが、後継者募集において重要なのは、募集量・機会を多くしつつも、実際に候補者として手を挙げる方の質を担保するという点です。

弊社では買い手候補の先生から問い合わせがあった場合は、必ずコンサルタントが面談し、候補者として適切か?を見極める工程を取らせていただくようにしております。

■医院継承の準備は専門家へご相談ください

弊社にご相談いただく先生の中には、自分で探してみて何人かから手があがったものの、話がまとまらず破談となり、ご相談いただいた、といった方もいらっしゃいます。 これまで600件近くのクリニック支援にて培ったノウハウを活かし、お相手のご紹介や条件交渉などサポートさせていただきます。お気軽にお問合せください。