クリニック継承、相談から譲渡完了までどのくらいかかる?

 
 

弊社にお問合せいただいた先生や、セミナーにご参加いただいた先生からよくある質問として、「何年前くらいから継承や引退の準備を始めたらよいのでしょうか?」と、準備を始める時期に関するご質問をいただくことがあります。

後継者探しの難易度は、そのクリニックの業績(売上や利益)、位置するエリア、診療科目等によって大きく変わってきますので、大体いつ頃から準備すべきか?という点は気になるところだと思います。

今回は、引退に向けての準備を始める時期について考えてみたいと思います。

■売り手側が想像する譲渡完了までの期間

 

※白矢印…一般的にイメージされやすいスケジュール感
 黄矢印…実際のスケジュール感

実際に上記のようなスケジュールで成約まで進められたケースもございますが、それは非常にまれなケースであると言えます。

継承の実務に関わる立場から申し上げると、
ご相談から譲渡完了までは、1年どころか2~3年かかるのが当たり前、というご認識をされていただいた方が現実的だと言えます。

これだけ譲渡完了までの期間にギャップが生じるのは、クリニック継承には、売り手側の事情だけではなく買い手側の事情(退職時期やご家族の事情等)も関わってくるためです。

つまり、「1年で譲渡したい」、その条件が加わった時点で、買い手候補の対象者はある程度限定されてしまうということです。

勤務医以外となると「分院展開を考える医療法人」「フリーランスですぐに動ける医師」と対象が限られます。
現実的な買い手候補の大半は勤務医が占めており、後継者探しが難航する理由の一つと言えます。

■余裕をもって準備を始めることが結果的にいい出会いを生む

前述のとおり、継承には売り手と買い手それぞれの事情が絡んでくる為、想像以上に期間を要します。
エリアや科目によっては、4~5年前から動き出してちょうど良いケースもございます

「後継者候補の幅を広げる」
「後継者としてふさわしい先生かどうか?をしっかり見極める」

こうした観点からも、早め早めのご相談や、継承診断を活用いただくことをおすすめしております。
どちらも無料で承っておりますので、お気軽にお問合せください。