閉院すべき?継承を考えるべき?その基準とは【前編】
親族に後継者候補となる方がいない場合、第三者への継承を模索すべきか、閉院するべきかを選ぶことになります。 閉院には様々な手続きや患者さんの紹介先の確保、そして多額の諸費用が発生することになります。 「どちらを選ぶべきか判断がつかない…」とお悩みの先生もいらっしゃるのではないでしょうか? そこで今回は、弊社が継承セミナーでも紹介しているチェックリストを元に、継承か閉院かの判断基準についてご紹介していきます。 いつかくる引退への備えとしてご参考にしていただけると幸いです。 ■判断する為のポイントは自院の現状を知ること継承か閉院かを考える際の基準として「自院の現状を取り巻く環境を正しく認識すること」がまず第一歩となります。 自院の現状を客観的に認識しておくことで「あとどれくらい続けていけそうか」と引退時期の目安を付けることにも役立ちますし、第三者への継承を考える場合でも、譲渡についての諸条件(特に営業権)をまとめる際の基準とすることができます。 ■継承チェックリスト自院の状況を鑑みる際の判断基準には、「財務面」「経営面」「運営形態」等、様々な観点がありますが、その基準を10項目に分け、チェックリストとしてまとめています。 それぞれの基準について詳しく見ていきましょう。 ①現在の1日平均外来患者数が25人を超えている ②周辺医療機関(競合先)の状況を把握している ③診療圏内の人口動態を概ね把握している ④医師会に入会している ⑤借入金がない 次回は、チェクリストの後半⑥~⑩について詳しく解説いたします。 |
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■ 閉院を決めている場合でもお気軽にご相談ください弊社では、半世紀を通じ培った医師ネットワーク(全国26万人)を活用し、 「閉院すべきか継承を考えるか自分では判断がつかない…」 「引退について誰に相談していいのかわからない…」 もし、このようなお悩みをお持ちでしたら、一度無料相談をご活用いただければ幸いです。 |